ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、今年もハロウィーン・イベントを2025年11月3日(祝)まで開催中。日が沈んでからが本番のハロウィーン・ホラー・ナイトで人気のストリート・ゾンビはさらに狂暴さが増したほか、ゾンビ・デ・ダンスもKing Gnuとの初コラボによってパワーアップして、今年の秋のテーマ「正気なんか、失え」を体現している。本記事では、怖がりのライターが夜のパークへ。ゾンビにまみれた体験をお届けする。
【USJ】大量のゾンビやミーガンに襲われた後は、King Gnuの新曲で一緒にダンス!恐怖と興奮に満ちたハロウィーン・ホラー・ナイトレポ

凶暴さが増したゾンビがパーク中に。絶叫と血しぶきが上がる
闇に包まれたパークのあちこちで絶叫が上がるストリート・ゾンビ。襲われるゲストを守る治安部隊と大迫力のバトルが展開されるほか、犠牲者たちの飛び散る血しぶきを浴びることも!?
不気味なピエロがうろつく「サイコ・サーカス」やチェーンソーを手にした最も凶暴かつサイコなゾンビに追い回される「チェーンソー・チェーンギャング」、恐ろしくも美しいヴァンパイアやゴシックゾンビが魅了する「デカダント・ナイトメアーズ」、白くひび割れた肌に焼け焦げた顔、縫い付けられた目…呪いに取り憑かれたおびただしい数の人形が出現する「ポゼッスド・プレイシングス」など、エリアごとに違った恐怖体験を味わえる。怖がりさんは、ゾンビたちが現れないセーフティ・エリアをあらかじめ確認しておこう。
複数で襲ってきたり、暴走したり…個性たっぷりのゾンビたち。「本当にゾンビがその場にいる!」というリアリティを大切にしているとあって、衣装や特殊メイクはもちろん、効果音から歩き方、視線、発声まで、人間ではない存在としての細かいディテールが作り込まれている。すべてのゾンビにバックストーリーがあり、その一端は新アトラクション「ファクトリー・オブ・フィアー 〜絶望のゾンビ・ツアー〜」でも垣間見ることができる。
ゾンビも人も踊りまくる、最悪で最高な狂気の宴
そんなゾンビが暴れまわる絶叫と混乱のなか、ストリートに「King Gnu」の書き下ろし楽曲『SO BAD』が鳴り響くと、ゲストを巻き込む「ゾンビ・デ・ダンス」がスタート。治安部隊を圧倒した超狂暴ゾンビが迫力たっぷりに踊り狂うさまは圧巻で、襲いかかられる心配からも離れられるため、怖がりのライターも楽しむことができた。
より満喫するには、事前に振り付け動画で予習するのがおすすめ。最悪のポーズから最高のポーズ、手を上げてゾンビのように口を開き、叫ぶ…シンプルなので、すぐ覚えて参加できるはず。「さっきまで私に噛みつこうとしてなかった?」と思いながらゾンビと一緒に踊る不思議な体験を、ぜひあなたも。
直線的な動きにゾッとする!AI人形・ミーガンが初登場
さらに今年は、ポップなホラーアイコンとして人気を博す、愛と狂気のお友達AI人形「ミーガン」がパークに初登場。映画を飛び出し、ゾンビの徘徊するストリートに突然現れ、誰かを探し回ったり、急に襲いかかったり、不気味なミーガンダンスを踊ったりと、制御不能に暴走する。カクカク動くのが不気味…!神出鬼没なのも勘弁してほしい。こちらのミーガン・アタックは10月31日(金)まで。
夜の恐竜ツアーでひと味違うスリルを
ホラーではないが、18時ごろ(日により変更)からクローズまで実施中の「ジュラシック・パーク・ザ・ライド 〜イン・ザ・ダーク〜」もおすすめ。普段のライドとストーリーは同じだが、照明が落とされた空間を進めばいつもとは違う恐怖を味わえる。
ホラーは苦手だが恐竜大好きのライターは、意気揚々と乗船。最初は、夜に見る水辺の恐竜も静かな雰囲気で風情があっていいな〜…とのんびり満喫していたが、肉食恐竜エリアに入ると、思った以上に真っ暗な空間におののく。ガタガタと暴れる音や明らかに獲物を狙っているうなり声など、何も見えない中で聞くのは怖すぎる!心なしか、いつもよりコースも長いような…(※そんなことはない)。
おなじみのT-レックスさんも見えないため、急降下のタイミングもわからない!「ヒャア〜こわ…あっ、ここか!?わーーーっ!!」と、新鮮な気持ちで楽しみまくったライターだった。もちろん最後はびしょ濡れになるのだが、いつも以上に防水対策はしっかりするべし。昼間ならすぐ乾くから問題ないが、帰る間際に乗ってびしょびしょのまま電車に乗る羽目にならないように…。
「ハロウィーン・ホラー・ナイト」と「ジュラシック・パーク・ザ・ライド 〜イン・ザ・ダーク〜」は、11月3日(祝)まで。この時期だけの恐怖と絶叫をパークで体感しよう!
取材・文=上田芽依
撮影=大西二士男
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