圧倒的な絶景とスケールを誇る国内最大級の海カフェ「バンタカフェ by 星野リゾート」 では、海風を感じながら読書の秋を満喫するイベント「よんなー BOOKdays」を、2025年9⽉20⽇(土)から11⽉9⽇(日)まで開催。崖の上から浜辺へと広がるバンタカフェのあちこちで読書が楽しめるほか、週末には産地ならではの掘り出し物に出合えるブックフェアも実施する。
沖縄にある星野リゾート運営の海カフェで読書の秋を満喫するイベント!県民偏愛の100冊に加え、古本市や読み聞かせ会も
フェアでは沖縄の方言「しまくとぅば(※)」で語る読み聞かせ会もあり、消滅の危機と言われる沖縄方言に触れることができる。また、カフェメニューとして、本に見立てたオリジナルスイーツも販売される。
※「うちなーぐち」「しまくとぅば」とも言われる沖縄方言は、2009年にユネスコが消滅の危機”Atlas of the World’s Languages in Danger”と提言している。
参考:文化庁・消滅の危機にある言語・方言
産地で出合う、特別な1冊
沖縄県は、歴史や芸能、産業、言語など、本になる題材が多いことから出版活動が盛んだ。県内の書店では郷土本コーナーが大きく設けられている一方で、輸送コストなどの影響から、本土の書店には並びにくく、産地だから出合える書籍もある。そこで、沖縄特有の出版文化を応援したい、書籍を通して沖縄の新しい魅力を見つけてほしいと、今回のイベントの開催に至った。常設の本棚には沖縄ゆかりの作品が並ぶほか、期間中のブックフェアでは、街角にある小さな書店が選りすぐりの作品をそろえてバンタカフェに集まる。
沖縄賢人のライブラリー「うちなんちゅの本箱」
バンタカフェでは、海辺の自然を活かしたランドスケープが特徴。海からの風が渡る「海辺のテラス」や高台の「大屋根デッキ」など、敷地内のあちらこちらに小さな本箱を設置している。本箱のオーナーは、沖縄在住(うちなんちゅ)の賢人たち。やちむん作家、海人、空手家など個性豊かな人々がすすめる書籍のほか、県内の書店員がすすめる「沖縄」「海」「食」「旅」などをテーマにした約100冊がそろい、バンタカフェの好きな場所で自由に読書を楽しむことができる。
沖縄の文化が丸わかり!ブックフェアと沖縄方言の読み聞かせ会
10月12日(日)、19日(日)、26日(日)には、県内各地の古書店や棚主型の書店などがバンタカフェに集結する。書店員と楽しくおしゃべりをしながら掘り出し物を見つけられるほか、沖縄の方言「しまくとぅば」を知る絵本の読み聞かせ会も行われ、本を通して、沖縄の文化や方言に触れることができる。
読書をしながら楽しむ“食欲の秋”。本をモチーフにしたスイーツが登場
カフェでは期間中、沖縄の人々に古くから親しまれているおやつ「ちんぴん」(沖縄版クレープ)をアレンジした、ミルクレープならぬ「ブックレープ」(800円)が登場。クレープ生地をページに見立て、バナナと黒糖キャラメルのクリームと生地を重ねたユニークなスイーツは、読書のお供にもおすすめだ。
星野リゾートの担当者は、「日帰り利用いただける施設なので、ぜひ期間中に沖縄に滞在される際にはお立ち寄りいただければうれしいです」とコメント。秋の心地よい海風を感じながら、「のんびり読書を楽しむ(よんなー読書)」を体験してみよう。
■「よんなー BOOKdays」
期間:2025年9月20日(土)~11月9日(日)、うちなー古本市と読み聞かせ会は10月12日(日)、19日(日)、26日(日)
会場:バンタカフェ by 星野リゾート
住所:沖縄県中頭郡読⾕村儀間560
電話:098-921-6810
時間:10時〜⽇の⼊り後1時間(⽇の⼊りにてラストオーダー)、⼟⽇祝は8時〜
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。