Instagramで何気ない日常を漫画で綴る忍者ママさん(mother_ninja_)。なかでもいわゆる毒親だった忍者ママさんの母親に関する漫画は、読者から大きな反響が寄せられた。
コミックエッセイ『しんどい母が、嫌いで好きで。』は、忍者ママさんのお母さんについて描いた作品。「毒親」の一言では語れない関係性を、お届けする。
今回は、お母さんの衝撃的なエピソードについて。初孫のそうちさんを見せるため、実家に帰省した忍者ママさん。すると近所に住むお母さんの友人が訪ねてくるが、これがなにやら怪しい人物で…?
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悪意を持った人間を、見抜く力のない母。ニコニコ話す人は、皆いい人!?
家に入るなりお母さんに、「なんでも治る水」の説明を始めた友人。怪しすぎる話だがお母さんは、「健康はプライスレスよ!」と購入を即決する。かなりインパクトのあるこのエピソードを初めて聞いた時の率直な感想を、漫画の原作を担当している長男のそうちさんが教えてくれた。
「ドン引きしました(笑)。でも、おばあちゃんなら普通にやりかねないので、ビックリはしなかったです。いい漫画のネタ提供を、ありがとうございますって感じです(笑)」
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怪しいだけでなく、「誰かにこれを売るとお金がもらえる」と説明する友人。マルチとカルトでまさに怪しさのキメラと化しているこの水だが、お母さんは「買う!」と言ってきかない。なんでもすぐに信じてしまう性格なのか、忍者ママさんに聞いてみた。
「母はなんでも信じるというより、基本的に悪意を持った人を見抜く力がありません。そのためニコニコ話しかけてくる人は、皆『いい人』と信じています」
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忍者ママさん含め3人の娘が必死になって止めた結果、なんとか水の購入を阻止することに成功。だけど後日、お母さんから「お前たちのせいで健康なお金持ちになり損ねた!絶対に許さん!」と言われたそう。この時の率直な気持ちを聞いてみた。
「あまりなんとも思いません。そういう人なので(笑)。母は思ったことをすぐに口にします。なので、平気で人を傷つける発言をします。ただ、翌日には反省したり、忘れたりとかで、ダラダラ長続きはしません。三姉妹は、母の発言をだいたい聞き流しています(笑)」
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