Instagramのフォロワー数が236万人(2025年5月時点)を超え、世界中から愛される柴犬界のレジェンド「柴犬まる」の写真展が2025年6月4日(水)〜8日(日)に開催される。
これまでも柴犬まるの16年の軌跡を紹介した「柴犬まる展」は全国で開催されてきたが、今回は“まるパパ”こと小野慎二郎さんが“柴犬まるの記録写真家”として撮り続けてきた写真を、撮影秘話とともに紹介する写真展となる。
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あの「柴犬まる」はこうして撮られた!嘘のようなホントの話
今回の写真展では「柴犬まるといえばこれ!」というような代表的な写真が数多く展示される。ファンなら何度も見たことがあるだろうが、今回はそんな写真たちにある仕掛けが施される。ファンのみならず、「へー、この写真のわんちゃんなんだ」と犬好きなら誰しも一度は目にしたことのある、いわゆる宣材写真と昇華した写真の裏側「撮影秘話」を添えて展示。
例えばM字クッションにまるが顔を乗っけている写真について。「どこか撮影機材がそろっているようなスタジオでプロの人が撮ったんだろう」と思うかもしれないが、記録写真家の小野慎二郎さんによると真相は次のとおり。
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「いや、家のリビングでまると遊んでいるときにサクッと普通に撮りました。特に今まで隠していたわけでもないんですが、話す機会がなかっただけです。言ってみれば“ネタばらし”みたいなものですが、事実を知るとどこかおかしいのがまるらしく、そして普通の家庭の犬らしいエピソードが満載だと思います。見飽きた写真でもまた“初めて”に触れていただけたらうれしいです」

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花の都 東京・銀座に柴犬まる降臨!
そんな「柴犬まる写真展」は、東京都中央区銀座1丁目にあるナカノギンザギャラリーで開催される。昭和通りより東に少し入った閑静なエリアに、モルタルの床に白い壁、店舗入り口は大きなガラスの扉で広々と開放感のある空間を保持するギャラリースペースだ。
銀座のギャラリーというと少し敷居が高いイメージを持つ人もいるかもしれないが、こちらのギャラリーは学生からプロまでさまざまな作品を発表する場として広く門を広げており、より多くの人に作品を見てもらえるギャラリーとなっている。まさに柴犬まるの「やさしく、まるく、のんびり」なイメージにぴったりだ。
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今回はギャラリー側の厚意により、愛犬と一緒に入場が可能に。銀座のギャラリーで愛犬と一緒に写真鑑賞、というありそうでなかった体験ができる。


僕は君の記録係 ー 小野 慎二郎が記録した柴犬まる ー
写真展のタイトルになっている「僕は君の記録係」は、2016年発売の小野慎二郎さんの著書「もっと声を聞かせてよ 柴犬まるフォトメッセージ集」(KADOKAWA)のなかの言葉の一節だ。
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2007年12月に小野家の一員になったまるを撮影した何十万枚にもおよぶ写真のなかから、今回は厳選された写真が展示される。
小野慎二郎さんの写真には不思議な力がある。見る人は柴犬まると小野さんとの特別な関係性や、そこにいるかのようなまるの息吹を存分に感じられることだろう。
記録写真家の小野さんはこう語る。
「写真とは、心を写すもの。だから“写心”とも書くのかもしれません。見る方の心に浮かんだもの。それはきっとまるとその方だけのやわらかい大切な写心です。まるがお空組2年生の今、どうぞゆっくりその時間を使っていただけると幸いです」
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今回の企画について担当者に話を聞いてみた。
ーー今回の企画の狙いは?
これまで開催してきたいくつもの「柴犬まる展」ではとにかくまるの写真をたくさん見てもらうことを意識していました。春夏秋冬だったり、年代別だったり、いろんなまるです。今回は柴犬まるといえばこの写真!というものを集めました。ファンの方には見慣れた写真かもしれませんが、その撮影の裏ストーリーのような、いわゆるメイキングをみなさんに知っていただくことで、見慣れた写真もまた新しい見方ができるのでは、と思っています。古くから応援いただいているファンの方のみならず、初めてご覧になる方にも楽しんでいただける写真を並べます。
ーー今回の企画のイチオシは?
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やはり、「こうやって撮影されたんだ」「このときまるはここにいたんだ」「これって◯◯県だったのか」という、柴犬まるをより深く感じていただければ、と思っています。
ーー読者(ユーザー)へのメッセージは?
柴犬まるがお空組2年目になった今だからこそ公開する気持ちになりました。写真と見る人の距離を縮ませ、個人個人の思いを持っていただけたら幸いです。
柴犬まる写真展 in 銀座では、写真展示のほか、グッズ販売も展開。これまでに販売された人気グッズに加え、新商品も登場する予定だ。
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