知れば知るほど面白い!福知山の鬼文化
さて、ここで少し福知山市の鬼文化について紹介しよう。福知山市の大江山には、平安時代中期の武将・源頼光が酒吞童子率いる鬼の一味を退治したという伝説が残っている。この伝説にちなんで、毎年秋には「大江山酒呑童子祭り」が開催されている。
また、福知山市では昭和以降、この鬼伝説を活かしたまちおこしが盛んに行われてきた。大江駅前には72体もの鬼瓦がお出迎え。大江山までの道中には13体の鬼像が佇んでいるなど、まちのあちこちに鬼の姿を見ることができる。
さらに面白いのが、福知山市の節分祭。大江山のふもとにある「元伊勢内宮皇大神社」では、豆まきで追い払った三鬼(病鬼・陰鬼・貧鬼)を、お祓いによって元気や陽気、富貴のお多福に変身させる。
そして、福知山市三和地域の「大原神社」の節分祭のかけ声は、なんと「鬼は内、福は外」。これは、悪いものを神社で清めたうえで(鬼は内)、村に福をお返しする(福は外)という意味なんだとか。鬼がお多福に変わる演出は、今でも地元の人々に愛される恒例行事となっている。
このように、福知山市は鬼を単なる悪者としてではなく、親しみを込めて接する独特の文化を大切にしてきた。この魅力的な鬼文化を、ふるさと納税を通じて全国の皆さんに知ってもらいたい——。「鬼から届く福知山の福袋」には、まさにそんな思いが込められている。
返礼品は3万3000円の寄附で受け取ることができる。ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、ふるなび、ANAのふるさと納税、マイナビふるさと納税、まいふる、ふるさと納税百選など、主要なふるさと納税サイトで申し込み可能。鬼が届ける"福"で、あなたの生活にも新しい発見や楽しみが増えるかも…。ユニークで楽しい福知山市の魅力を、ぜひこの機会に体験してみてはいかが?