家族に対して態度が大きい愛猫!わざわざ起きて添い寝しに来てくれたときは、たまらなく幸せな気持ちになる
作者の麦ママさんと麦くんとの出会いは、市の里親募集だ。毎日何度もチェックしても募集が出ず、諦めかけていたときに、ついに募集が出た。そのことを麦ママさんは、「運命だと思いました」と振り返る。家族は、主人公・猫の麦、飼い主の夫と妻の私、それから1歳の息子と夫の母の4人と1匹だ。
麦くんは2021年生まれで、内弁慶な性格だ。知らない人には姿を見せずに小さくなっているが、家族に対しては非常に態度が大きい。甘えん坊で要求が多く、家族の前では素直に甘えたりツンデレな一面も見せる。特に萌えな瞬間について麦ママさんは「誘うと麦くんが寝ていても添い寝しに来てくれることです。わざわざ起きて来てくれたときは、たまらなく幸せな気持ちになります…!」と語った。
だが、麦パパに対しては塩対応で、おなかの上に座っておしりを向けたり、じりじりと下がって見せたりする。麦パパは自分のお小遣いでおもちゃをたくさん貢いで、たっぷり遊んで、早朝に麦くんが起こしに来てもちゃんと対応するなど、下僕のように尽くしているそう。しかし、麦くんには甘えてもらえず、麦ママは「それはそれは見ていて切なくなるほどに…。でも本人は塩対応されてもとても幸せそうなので、これはこれでいいのかなと思っています(笑)」と語った。
そんな微笑ましいSNSの人気連載は、「笑う門には麦がいる」(朝日出版社)という書籍にもなった。描きおろしでは「麦との出会い」を詳しく描かれており、さらに「麦のしっぽハゲ」についても触れている。
取材協力:麦ママ(@migi0.715)