【修行僧が行く!“格ゲー聖地”探訪】あのウメハラも!強豪ゲーマーが集った聖地「タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店」レポート
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いまだその熱気がおさまらない格闘ゲームシーンだが、東京には、数々のプレイヤーたちがその腕を磨いた「聖地」が存在する。 今回、多くのトッププレイヤーが青春時代を過ごした場所、「タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店」をフィーチャー。“格ゲー愛”を貫く格ゲー配信者の修行僧さんがこの聖地を訪れ、その魅力を体感。伝説のゲーセンの空気を吸いながら、かつての熱気を振り返り、そして現代に生きる格ゲーマーたちの歴史を追う現地レポートをお届け。 まずは、新宿から“格ゲーの旅”を始めよう。
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あのウメハラさんも… 強豪格ゲーマーが集った“聖地”
タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店は、ゲーセン文化華やかなりし1992年に「タイトーイン ゲームワールド」としてオープンした、東京を代表するゲームセンター。開店当時は都市型路面店のゲームセンターとして日本一の規模を誇り、現在に至るまで数多くのゲームファンが足を運ぶ老舗だ。
格ゲーファンにとっては、現在プロとして活躍する強豪が集った店としても知られ、プロ格闘ゲーマー「ウメハラ」が自主対戦会イベントの会場として選んだこともある。そんな同店を「格ゲーマーの聖地であり、ストリートファイター“対戦文化発祥の地”だと思っています」と話すのが、人気格ゲー配信者の修行僧さんだ。
新宿のランドマークの一つにもなっている店舗入り口を見て感慨深げな修行僧さん。普段は関西を拠点にしている修行僧さんにとって、距離的な意味はもちろんのこと、「上手い人が集まるし、筐体のコンパネじゃないとプレーできないゲームセンターは、“ゲーセンコミュニティ”という意味でもかなり敷居が高い場所でした」と、これまで来られなかった理由を話す。
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「そんな伝説のゲーセンで自分もちゃんと戦えるというのがめちゃくちゃうれしいです」と笑顔の修行僧さんとともに、さっそく店内へ。地上6階・地下2階建ての同店は、プライズゲーム、プリントシール、メダルゲーム、アーケードゲーム各種と、フロアごとに異なるジャンルを展開。もちろん今回向かうのは、ストリートファイターシリーズ最新作「ストリートファイター6」が稼働する4階だ。
「今はゲーセンの筐体に持ち込みのパッドが差し込めるんで、ゲームセンターにすごい行きやすくなって」と話す修行僧さん。フロアについてまず気付いたのが、店側が直々に格ゲー用の外部パッドを用意していたことだ。修行僧さんも「HORIのパッドが常設されているというのは初めてみたので…」と驚く。
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ゲーセンの魅力は野試合!「俺より弱い奴に会いにいく」(修行僧さん談)
「ゲームに熱中して真剣にプレイしてる姿はやっぱりちょっと怖いです」と笑いながら、スト6で遊びはじめた修行僧さん。すると、そこに居合わせた他のプレイヤーと野試合を行うことに。はるばる海外からやってきたという男性との偶然の対戦が実現するのも、ゲームセンターならではの醍醐味だ。修行僧さんも、対戦がはじまると真剣な表情で、負けず劣らず猛者の雰囲気をたたえていた。
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遊び場、交流の場、歴史の場としてのゲーセンに感動
そんな修行僧さんに声をかけてきた男性が。実は来店するにあたり、自身のSNSで予告していた修行僧さん。その投稿を見たファンが一目見ようとゲームワールド店を訪れたのだ。寄った先に友人や同じゲームで競うプレイヤーがいる、ゲームセンターのコミュニケーションの場としての側面を感じる一幕だ。
照れながらも記念撮影やサインに応じた修行僧さんは「自分の配信を観ているって事は、スト6好きなんだと思いますし、そういう人と話せるのは楽しいですね」と、思いがけない交流に笑顔。「自分のリアルな友達とは一切ゲームの話なんかしないので、自分の趣味を共有できるのは幸せですね。友達になりたいです」と言葉を重ねる。
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地下1階はセルフサーバー式のお酒とアーケードゲームを軸とした「EXBAR TOKYO plus」
一方で、友人との待ち合わせの予定もしていた修行僧さんは、到着までに他のフロアの散策もすることに。地下1階にはアーケードゲームやダーツとともにクラフトビールが楽しめる「EXBAR TOKYO plus(エクスバートーキョープラス)」があり、地上フロアとは異なる雰囲気を感じていると、そこに待ち合わせ相手のひろとひろさんがやってきた。
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古の格ゲーマーが集った聖地(地下2階)は「お化け屋敷」に?
ひろとさんと合流し次に向かったのは、地下2階。現在「くらやみ遊園地 新宿南口ゲームワールド店」が入居しているフロアこそ、かつて格ゲー筐体が敷き詰められていた聖地なのだ。
くらやみ遊園地は、1つの場所で複数のゲームが楽しめるミッションクリア型ホラーアトラクションで、理科室や旧校舎、レストランなどを舞台に、ホラー探索ゲームやリアル謎解きゲームが行われている。今回トライしたのは、いわくつきの病院に閉じ込められ、不吉な雰囲気の中出口を探すホラー脱出ゲーム「丑の刻地下病院 怨」。かつての面影こそないものの、ホラー脱出ゲームを通して、同じ場所に足を踏み入れることができた。
「さすがに階段を降りたこの地下2階に筐体があって、日夜格ゲー猛者達がしのぎを削っているというのは、初見の人からしたら入りづら過ぎるやろなぁと思いました」と率直な感想を口にし、取材終了後も、そのまま残って夕方まで新宿南口ゲームワールド店で遊びつくしたという修行僧さん。現役の遊び場として、ゲームの歴史を感じられる場として、東京に訪れた際は是非立ち寄りたいスポットだ。
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告知
タイトーステーション新宿南口GW店地下1階の「EXBAR TOKYO plus」では、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」の11月までの各節についてパブリックビューイングを実施中。PV中はEXBARにAC版スト6も設置しているのでオフ対戦でも盛り上がろう!最新情報は、公式X(旧Twitter)にて確認してください。
※急遽放映が中止となる場合がございます。
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