今は街から玩具店が減っており、買い物もECが主流になりつつあります。それでも弊社がお店を運営する意味としては、リアル店舗によってメーカーと消費者が直接商品を見て触れる場を提供すること。お店で買い物をする楽しさや、親子や友人同士でのコミュニケーションも生まれています。弊社は今後もこのような活動を通じて、商品が持つ魅力や価値を伝えていきます。また、店舗を拡大することによって地域の活性化や、業界の更なる発展にも貢献していきたいと考えております。
――社会的課題への取り組みを通じて、余剰在庫のマッチングサービスが地域社会に与える影響について教えてください。
おかげさまで当社は先日、経済産業省主催の「2023年度 はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選ばれました。選定では5つの部門がある中で、「事業再構築・生産性の向上」の部門にて表彰を受けました。
当社は、売り手と買い手の双方にとって、余剰在庫を廃棄ロスさせるのではなく「生きた価値」として再度流通させることが使命だと考えております。そのため今回の表彰は、当社の事業にとっても大きな自信に繋がりました。中小企業や小規模企業が抱えている余剰在庫の問題。その余剰在庫を資産化させることで経営課題を解決し、流通から日本経済を支えてサポートしていきたいと考えております。
――今後取り組みたい、あるいは構想している事業があれば教えてください。
2点あります。1点目は、新規商材を増やしていくこと。2点目は、販路の拡大です。現在のゲームや玩具だけではなく、将来的にはアパレル、化粧品、家電、食品など、可能性のあるすべての商材にもアプローチしていきたいです。そして、国内だけでなく当社名にもあるように世界にエリアを拡大していきたいです。在庫で悩むすべての人に、「在庫問題解決」のインフラ企業になっていきたいと考えております。